ブックメーカー 控除率

日本の競馬と比べて控除率は低い

「控除率」とは、主催者がもらう取り分のことです。これが低いブックメーカーは、他と比べて比較的損をしやすいことになります。ブックメーカーのオッズは、親よりも参加者が有利な設定になっています。

ブックメーカーの控除率

 

控除率

オッズを対象とした賭けを行うときには、本当に実質的な利益が出ているのかどうかということを確認しなくてはいけません。この時に非常に大切になるのが、控除率と呼ばれるものです。

「控除率」とは、簡単に述べるとブックメーカーなどのオッズを表示している主催者がもらう取り分のことです。カジノでもそうですが、親となって参加者に対して利益を配分するときには主催である親が、子からあらかじめ手数料のような利益を徴収する仕組みになっています。これは、オッズが生じる全てのものに対して共通している仕組みです。

例えば、100円の賭けを行ってオッズ2倍の200円のお金が返ってきたとしても、控除率が20%に設定されていると実質的な取り分は実は80%しか存在しません。見た目上は200円で利益が分配されていたとしても、実質的な取り分は実は100%の還元になっていないわけです。
当然、数値が大きいほど主催者である親の取り分が大きくなりますので参加している子は勝ちづらい状況になります。

理論的には、継続的に平均して買い続けると必ず負けてしまいますので、投資法などを駆使して回収率を100%以上にしなくてはいけません。

ただ、ブックメーカーの場合はこの控除率が非常に低く設定されているという特徴があります。例えば、日本の競馬だと20%から25%に設定されていますが、世界のブックメーカーではこの数値がわずか10%未満に設定されていることが多いです。ですから、他と比較してもブックメーカーでは損をしづらい仕組みになっていることがわかります。

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